高校生に考えてもらいたい性生政 [女子編]
中野吉宏


全国の高校生が、クラスメイトや同級生、約1000人(高校3年生女子)に行った、意識と行動の統一アンケート調査結果をもとに、「セックス」「男女交際」「お金」「携帯電話」「中退」「校則」「受験」から「平和」「環境」問題まで、一緒に考えてみようという問題提起型の本。自分の考えに同意する本を読んで、自分の価値観を構築していくのではなく、自分と異なった考え方を知ることによって、自分の価値観を構築してもらいたい、と願って執筆された1冊です。
 取材から時間経過していますが、高校生の妊娠や性感染症増加の問題、また、憲法第9条が改憲されそうな現在、中・高校生必読の1冊だと考えています。また、お父さん、お母さん、先生も読んで、考えて、お手紙いただければと願っています! (男女を問わず読むことができます)


主な掲載データ:★性体験の現状 ●高校生のセックスは○×? ●後悔していませんか? ★性に対する関心に影響を与えたもの ●愛って何? ★タバコの経験 ★飲酒の経験 ★学校生活の満足度 ★1日の家庭学習時間 ●受験勉強は、人間を鍛える? ★政治や世界情勢についての関心度 ●自衛隊の必要性 ●原子力発電の必要性 など調査質問総数150問(社会学の資料としても使用可能)

【メディアでの紹介状況】 山口新聞(3/23) デーリー東北(3/27) 大分合同新聞(4/8) 新潟日報(4/14) 西日本新聞(4/26) 福島民報(5/2) 中國新聞(5/3) 福井新聞(5/3) 富山新聞(5/3) 北國新聞(5/4) 山陽新聞(5/4) 毎日新聞(5/7) 北海道新聞(5/11) 琉球新報(5/13) 東京新聞(5/14) 朝日新聞(5/16) 長崎新聞(5/18) 東奥日報(5/26) 山陰中央新報(5/26) 北海道新聞(6/9) 中日新聞(6/24) 山梨日日新聞(6/23) 佐賀新聞(7/31) 神戸新聞 全私学新聞(11/3) いずれも1998年

【読者からの反響(一例)】
「『考える』ということは、自分と同意見のものばかり取り入れて、自分の意見をしっかりさせていくことではないんですね。自分と反対の意見をしっかり聞き、『そうかもしれない』と右に行ったり左に行ったりしながら、自分の意見というものをしっかりさせていくことが大切なんですね。高校生というこの時期に、こういうことに気付けて本当に良かったと思います」(愛知県 高2)

「高校という現場にいると、生徒の安易な行動の多さにため息が出、呼びかける気力さえなくなる時があります。でも、この本をきっかけに、気合を入れ直そうと思いました。大人として、高校生の生き方にこだわっていくことが、愛情かなぁ、と思いますので」(千葉県 30代前半高校教員 高校教員の夫と二人で読了)
1998年5月刊 現在4刷 B6版 289ページ ISBN4-9900645-1-8
¥1,700+税 (送料無料・後払い)
社内在庫約50冊となりました。在庫がなくなっても増刷はしない予定です。お急ぎください。

編集部より(2011年3月31日)
本書でも取り上げている原発問題で、大変残念な事故が起こってしまいました。
あの事故が、福島で原発稼動から40年目に発生したことは想定外だったかもしれませんが、
100年、200年と原子力発電を地震大国日本で稼動させていると起こって当たり前の事故だったとも言えます。
本書では脱原発的生活についても提案していますので、図書館などで御一読していただければと願っております。


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また、「国家機密法」についても1998年時点で言及してあります。


(画面をクリックしていただければ拡大します)









17出版
神戸市灘区篠原北町3-6
078-871-2549

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