新潟県スキー連盟 テクニカルプライズテスト 関温泉会場
2001年3月24日〜3月25日
(成績表が出るまで、60秒ほどかかります)
ゼッケン |
名前 |
総合技能 |
大回り |
小回り 整/急 |
小回り 不/急 |
総合滑降 |
合計点 |
順位 |
7 |
川久保新二 |
75 |
76 |
75 |
76 |
76 |
378 |
6 |
8 |
辻一平 |
73 |
72 |
72 |
71 |
74 |
362 |
20 |
9 |
佐藤智明 |
77 |
75 |
74 |
74 |
74 |
374 |
11 |
13 |
吉垣栄 |
78 |
78 |
76 |
77 |
76 |
385 |
1 |
16 |
木崎敬之 |
75 |
75 |
74 |
74 |
74 |
372 |
14 |
17 |
御船晃一 |
77 |
75 |
75 |
77 |
77 |
381 |
3 |
18 |
若林紀昭 |
77 |
74 |
75 |
75 |
75 |
376 |
7 |
19 |
古城伸爾 |
76 |
75 |
76 |
76 |
75 |
378 |
4 |
20 |
鈴木尚史 |
77 |
74 |
75 |
75 |
75 |
376 |
8 |
21 |
武田智子 |
75 |
74 |
75 |
74 |
75 |
373 |
13 |
22 |
小林英雄 |
77 |
74 |
75 |
74 |
75 |
375 |
9 |
23 |
梨谷淳 |
74 |
73 |
76 |
75 |
74 |
372 |
17 |
24 |
中村千秋 |
75 |
75 |
74 |
74 |
74 |
372 |
15 |
25 |
宮腰弘志 |
75 |
75 |
74 |
74 |
74 |
372 |
16 |
26 |
長澤和之 |
73 |
73 |
72 |
73 |
73 |
364 |
19 |
28 |
中野吉宏 |
76 |
75 |
74 |
75 |
75 |
375 |
10 |
30 |
柳澤隆 |
76 |
74 |
75 |
74 |
75 |
374 |
12 |
32 |
星野和徳 |
78 |
77 |
77 |
76 |
76 |
384 |
2 |
33 |
白川喜幸 |
76 |
76 |
75 |
76 |
75 |
378 |
5 |
34 |
佐藤康博 |
74 |
73 |
73 |
72 |
73 |
365 |
18 |
主任検定員:熊谷英彦
検 定 員:宮川智
森優
検定バーンと雪質
小回り整地:第1ペアリフトを降り、銀扇側へ。デラパージュしたものの不整地に近かった。斜度約25度。
大回り:銀扇第3リフトへ向かって左側バーン。通常オフピステバーン。事前講習の時に、全員で歩行圧雪。5メートル以上の積雪で、ストックの突き方ひとつでは、グリップまで埋まるほど。斜度30度以上。
小回り不整地:大回りと同じバーン。特に深いコブはなかったが、オフピステ特有の不安定な急斜面。
総合滑降:レルヒコース第2リフト降り場から、ピーターパン前まで。斜度も急ではなく、整備されていてテクニカルとしては難しくない。
雪質:非常に良い雪から、春の雪への変わり目の関温泉では一番滑りにくい雪質。特に事前講習の日の雪は大変だった。
銀扇の第3リフト途中部からのスタートは、今まで、このコースは、事前講習でも使われることが少なく、実際にテクニカルが行われたことは近年なかったような気がする。クラウンの時に使うバーンで、なかなかハードなバーンと言える。受講者多くが「殺す気か!」と言っていた。(クラウンの受検者も同じことを言う)
今回のテクニカル総括
10年程前のテクニカルテストと言えば、ちょっとでもリズムを崩すと合格しないという高次元なもので、合格率も5%程度だった。5年ほど前に少し甘めの配点になり、受検者の20%程度が合格するようになった。ところが、今シーズンは、あちらこちらのスキー場から、バッジテスト「合格乱発」という話が伝わってきていた。たしかに、これまで5級〜4級は奨励級であったが、今シーズンは、2級や1級すら奨励級になってしまったようだ。また、テクニカルプライズテストもいろいろな会場から大量合格の情報が流れ込んできていた。これまで5%程度しか合格者を出していないようなコダワリ派会場(県連)でも33%合格という情報も入り、配点もこれまでに比べかなり甘めになっているとはわかっていた。たしかに、これまでのテクニカルだと、1級との差は大きく、よほどの技術目標がなければ、継続困難な練習課程だったと言える。しかし、いくらスキー人口減少とはいえ(=スキー人口大増産計画とはいえ)、こんなにハードルを下げてよいのだろうか、という疑問もかなり残る。こういったバッジテスト・プライズテストでの合格者を乱発するより、1級程度以上の人が気軽に参加できるミニ技術選的な競技会を開いた方が、これからのスキーヤーのレベルアップのためには建設的かもしれない。
今回の関温泉でのテクニカルは、合格者を出すために、逆に難しいバーンで行ったという感だった。(難しい状況を確実に滑れたら合格、という感じだった)
現在の、スキーの現状について、思われていることございましたら、ぜひ、お話しお聞かせください。