新潟県スキー連盟主管

テクニカルプライズテスト

ARAIスキー場

2003年4月27日〜28日

 (成績表が現れるまで64Kbpsで2分ほどかかります)

【このHP運営は、新潟県スキー連盟、ARAIスキー場とは一切関係がありません】

ゼッケン

名前

性別

総合滑降

大回り

小回り(整)

小回り(不)

実践種目

合計

順位

偏差値

1

大原秀郎

75

74

75

75

76

375

14

57.37

2

大島晃

74

74

73

74

74

369

80

36.78

3

八木秀樹

75

74

74

75

74

372

49

47.08

4

児玉篤俊

75

75

74

75

76

375

14

57.37

5

萩原元隅

74

74

74

74

74

370

69

40.21

6

宿院雅広

75

74

74

75

76

374

28

53.94

7

船越徹也

73

75

75

75

75

373

35

50.51

8

植理人

75

74

74

75

75

373

35

50.51

9

河内俊和

74

74

74

74

74

370

69

40.21

10

伊沢寛子

75

75

74

73

75

372

49

47.08

11

渡辺和郎

75

73

73

74

75

370

69

40.21

12

市川純子

74

74

75

75

75

373

35

50.51

13

山村和哉

74

74

74

73

75

370

69

40.21

14

鈴木樟治

74

74

74

74

75

371

58

43.64

15

松井直人

75

75

76

75

76

377

7

64.23

16

野島勤

76

75

75

76

76

378

4

67.66

17

岡崎彦弥

74

73

74

74

75

370

69

40.21

18

井関雅雄

74

75

73

75

75

372

49

47.08

19

古谷一弥

73

73

72

74

74

366

88

26.49

20

安田真紀子

74

75

75

75

76

375

14

57.37

21

小宮山英一

75

74

74

75

75

373

35

50.51

22

柳瀬和憲

75

75

75

75

75

375

14

57.37

23

林毅

74

74

74

75

75

372

49

47.08

24

佐藤文崇

75

75

75

76

75

376

11

60.80

25

戸川憲嗣

72

74

74

74

75

369

80

36.78

26

坂田元政

75

75

75

75

75

375

14

57.37

27

森光司

75

76

73

76

76

376

11

60.80

28

石塚幸司

74

74

74

74

75

371

58

43.64

29

広瀬幸治

74

75

73

77

76

375

14

57.37

30

光永剛

73

74

75

74

75

371

58

43.64

31

山本宗次郎

74

73

73

74

75

369

80

36.78

32

近藤進

75

75

74

74

75

373

35

50.51

33

桑山尚美

75

75

74

75

75

374

28

53.94

34

上谷順孝

74

73

74

74

75

370

69

40.21

35

魚谷俊英

72

74

73

74

75

368

85

33.35

36

細村淳一

75

75

74

76

76

376

11

60.80

37

中島幸仁

74

75

75

74

75

373

35

50.51

38

男澤良介

75

74

74

75

75

373

35

50.51

39

大橋豊

74

74

74

74

75

371

58

43.64

40

和田光司

74

74

73

71

75

367

86

29.92

41

石川ひろみ

75

75

74

74

75

373

35

50.51

42

松尾秀樹

74

74

73

74

75

370

69

40.21

43

濱野眞行

75

75

74

76

75

375

14

57.37

44

市島春城

75

75

74

76

75

375

14

57.37

45

島田高広

74

74

74

73

75

370

69

40.21

46

中平忠克

76

75

74

77

75

377

7

64.23

47

能田真希

76

75

75

76

76

378

4

67.66

48

谷川徹

74

73

73

72

75

367

86

29.92

49

野沢弘明

75

74

74

75

75

373

35

50.51

50

高橋英夫

75

75

74

77

76

377

7

64.23

51

夕向茂

74

74

74

74

75

371

58

43.64

52

佐藤義幸

75

75

75

75

75

375

14

57.37

53

山田壮一

74

73

74

73

75

369

80

36.78

54

上條秀吉

74

75

75

75

75

374

28

53.94

55

高田芳博

74

74

75

76

75

374

28

53.94

56

高田朋浩

73

74

74

74

75

370

69

40.21

57

高木桂一

74

74

75

75

75

373

35

50.51

58

馬場道孝

75

76

75

78

76

380

1

74.52

59

酒井拓也

75

75

75

79

76

380

1

74.52

60

松波美保

76

75

74

73

75

373

35

50.51

61

外川富之

74

75

74

77

75

375

14

57.37

62

田中浩樹

74

74

74

74

75

371

58

43.64

63

目黒佳光

75

76

76

76

76

379

3

71.09

64

中村千秋

DS

DS

DS

DS

DS

DS

89

 

65

斎藤克仁

74

74

75

75

75

373

35

50.51

66

松崎智之

75

75

74

76

75

375

14

57.37

67

片岡重人

74

75

75

73

76

373

35

50.51

68

木崎敬之

75

75

75

75

75

375

14

57.37

69

藤本直昭

75

74

74

74

75

372

49

47.08

70

馬場宏俊

75

75

75

75

75

375

14

57.37

71

佐藤学思

75

74

74

74

75

372

49

47.08

72

吉沢晶宏

74

74

74

74

75

371

58

43.64

73

石田吉春

74

74

74

75

75

372

49

47.08

74

荒木章

74

74

74

74

75

371

58

43.64

75

萩谷芳郎

75

75

74

75

75

374

28

53.94

76

小沢龍一

74

75

73

74

75

371

58

43.64

77

栗山勝宏

75

74

75

75

75

374

28

53.94

78

神崎基維

74

74

74

74

75

371

58

43.64

79

原山晃一

74

74

74

74

75

371

58

43.64

80

岡本幸夫

73

75

74

75

75

372

49

47.08

81

中野明

74

74

73

74

75

370

69

40.21

82

若松英正

74

74

74

75

75

372

49

47.08

83

若松有里子

73

74

74

73

75

369

80

36.78

84

柿崎麻耶

75

75

76

76

76

378

4

67.66

85

清水暁

74

74

75

75

76

374

28

53.94

86

久野瑞樹

75

74

74

75

75

373

35

50.51

87

孫田孝則

75

75

76

75

76

377

7

64.23

88

斎藤理恵

73

74

75

73

75

370

69

40.21

89

伊藤政剛

75

75

75

75

75

375

14

57.37

88人が検定種目を受検し27人が合格。75点以上赤字で表記

検定員:「くまさん」こと、熊谷英彦。

「デーブ石野」こと、石野洋。

ニックネームを知ってる人いたら教えてほしい松橋克彦。

前走者:横田和也(クラウンプライズ所持)

検定バーン:@総合滑降 メインステージとアンコールを結ぶ廊下アンコール寄りモーグルバーン上部あたりからスタート合流部まで。一般スキーヤーとのセパレート無し。

      A小回り整地 メインステージ

      B大回り メインステージとアンコール間のオフピステ

C小回り不整地 アンコール部横モーグルバーン

【独断と偏見による分析】

検定種目では70%の人が、何らかの種目で合格点を出しています。講習種目を含めると75点の合格点がひとつも出なかった人は、わずか3%にすぎません。(2001年の検定も参照してください)今回、合格できなかった人も、がんばれば合格するでしょう! 10年ほど前には、テクニカルプライズと言えば、5%程度の合格者、新潟県でも1シーズンで25人の合格者しか出なかったのです。それを考えるとハードルは低くなりました。「平成のクラウン」は「昭和(時代)のテクニカル」、「平成のテクニカル」は「昭和の1級」と思えば良いのではないでしょうか? 昔は3級までが「奨励賞」と言われていましたが、最近は、全国的に2級は「奨励賞」化し、1級も「乱発状態」のようです。バッジだって、今はマクドナルドのおまけのようなピンバッジだもんね。

 それに「実践種目」で75点だったら、合格と同じじゃないの? と思うのは私だけなのでしょうか? 「実践種目」は邪道のような気がします。サンデースキーヤーにとっては、「事前講習」で勘を取り戻して、「本番」に臨みたいところなのですが‥‥。

ただ、そんなことより重大な問題があると思うのです。

 そのうち、スキー場で滑っている人は「テクニカル」所持者と、その予備軍ばっかりになってしまうのでは、ということです。決して多くの人が「テクニカルプライズ」を手に入れることを憂いでいるわけではないのです。「テクニカルプライズ」「草技術選」などが、活況を呈しているのに対し、初心者・初級者が著しく少ない現状があります。先日のプライズテストの日も、関係者以外のスキーやがどの程度いたのか……。つまり、スキー界そのものを支える底辺人口がないのです。

金曜日の夜中は、一晩中、ツアーバスの出入りが絶えなかったというバスターミナルも閑散とし、来シーズンはJRのシュプール号も完全に消滅してしまうのでは、と言われています。リフト営業こそしていても実際は破綻してしまっているスキー場もいくつもあります。特に、今シーズンは多くの有名なスキー場が倒産しました。スキー場の倒産予備軍は数知れません。

スキー人口の著しい減少は、不況だとか、携帯電話に使うお金の増加という部分に起因しているものもあるでしょうし、以前は混雑して十分に滑れなかったということが、かえってリピーターにつながっていたのかもしれません。今になって考えてみると、混雑している=人が集う状況が楽しい雰囲気を間接的に生み出していたのかもしれませんね。また、ウェアなどのファッション性が高い(流行が早すぎる)というのも、逆に、年に1回くらいしかスキーに出かけないという人たちにとっては重荷になってしまいます。

「テクニカル合格者」「テクニカル受検者」の皆さんにお願いがあります。それは、決して「腕自慢」のスキーヤーにならないでほしいということです。ちょっと話は飛んでしまいますが、男の人で、汽車とか電車が好きな人は少なくないと思います。しかし、「鉄道好きな人」と「鉄道マニア」は、ちょっと違います。「鉄道マニア」の人たちの鉄道に対する思い入れは、一般の人からすると、怖いものすらある時があります。たとえば、列車の形式くらいの知識ならとにもかくにも、製造番号や所属基地などで論議する姿は「鉄道好きな人でも」引いてしまいます。スキーも同じような気がします。「スキー好き」なことは大いに結構なのですが、一生懸命になり過ぎて知らず知らずの間に他人から見れば「スキーマニア」や「スキーおたく」になっているのかもしれません。

特に、「クラウンプライズ」の結果を見てご理解いただけたと思いますが、「クラウンプライズ」合格は「現時点では」サンデースキーヤーにとっては不可能に近いものがあります。1級は「準指導員」や「テクニカル」ほか「県連参加行事」などへの通過点的な意味がありますが、「テクニカルプライズ」は自己挑戦的な意味合いが強いのではないでしょうか? サンデースキーヤーの皆さんは「テクニカル」合格後に、スキーの方向性を見失わないでいてくれることを願っています。

「テクニカルプライズ」や「クラウンプライズ」に向かって、がんばることは、とても素敵なことだと思いますが、それ以上に、スキーの楽しさを多くの人に伝えられるスキーヤーになってほしいと、願ってやみません。

ARAIのプライズテストに最後に一言。ARAIのプライズテストでは、これまでに何度も危ないシーンを見てきました。幸い大事には至ってないようですが、立ち木などへの直接の衝突は、ある程度の技術で防げるかもしれませんが、高速スピードでの転倒後、滑落状態や飛ばされ自己コントロール不可能な状態で、立ち木や切り株に衝突する危険性は、ほかのスキー場に比べ、かなり高いように思われます。また、ある程度の高速滑走を要求するプライズテストの場合、いくら他のボーダーや一般スキーヤーとの共存が大切でも、事故防止のためにセパレートなどを行なう必要性があるのではないでしょうか?

スキーなことを書いてしまいましたが、皆さんの、御意見・御感想を心からお待ちしております。